Studio Walk The Line Recording StudioSince 2008


スタジオの特徴

プロフェッショナル・スタジオは、魅力ある個性は別として、まずはプロとして要求される音に関する各種基本条件を満たしている必要があります。それは、部屋の防音、レコーディングにマッチした音響特性、配慮された良質な電源、完備されたワイアリング、安定したDAWシステム、そして要求されるプロ機材の完備などです。

クオリティーの高い電源=安定性・高S/N比・芯のある音

電源はプロ用音楽製作スタジオでは非常に重要なものです。電源の音への影響は極めて大きく、音を出す燃料のようなもので、音響建築・デザインと並んでスタジオの基盤とでもいうべきものだからです。そういった意味で、スタジオ・ウォーク・ザ・ラインはクオリティーの高い大容量電源を誇ります。

まずは、スタジオの音響関係の電源と通常のユーティリティー電源(照明や通常用途の電源)とは元から別の配線・別の元ブレーカーに分別されておりお互いの影響を受けない造りになっています。電線からは極太ケーブルにて200vのまま音響用の大容量の専用特注ブレーカーBoxへ配線されておりブレーカーBoxには高品質のパール金属のブレーカーが仕込まれています。そこから音響内でさらに用途別に分かれた5台の2000w~3500wの大容量音響用トランスへ配線されており、そこから各コンセントへ電源が100vまたは117vのアウトプットにて配線されています。特質すべきは、最初のブレーカーからコンセントまで一貫して極太の15スケアのケーブルによって配線されている事です。音響専用の電気技師によって配線されて始めて可能になった太さと思われます。

Audio Trance units

さらに、各コンセントはLeviton社製等、各種海外製と国産の評価の高いコンセント・モデルを比較視聴テストを繰り返し、用途別にコンセントが割り当てられています。

こういったコダワリの結果、極めて安定した且つ静か(高S/N比)で芯のあるプロ用途に適した信頼性のある音が実現しました。安心して製作者は、音楽に没頭できます。

グレートな類を見ない高い遮音性能

Sound-proof Acoustics

非常に高い遮音性能を誇ります。深夜でもドラム・セッションや大音量ギターの録音が安心して行えるレベルの性能です。パーフェクトな遮音が約束されていますので、安心して製作者は、音楽に没頭できます。また、各部屋には移動式アコースティック・ボード(吸音・反射板)が設置されており、吸音と反射のバランスも調整してありますので、音の吸いすぎ、等の心配は無用です。

グレートな素性のいい響きのライブ・ルーム

DW kit in Live room設計者も感嘆した音響のライブ・ルームです。部屋はそんなに大きくはないのに、広さを感じさせない程よいエアー感を持ったクリアで伸びのある、処理のしやすい音像が得られます。当スタジオの自慢のサウンドです。是非、ご体験ください。

プロ垂涎のDW (ドラムワークス) のドラムセットを完備。

クールでナイスな楽器群がスタンバイ

ライブ・ルームは音がいいだけでなく、グッドな楽器も用意されており、プロフェッショナルな調整がされております。スタジオの基本ドラム・セットはDW コレクターズ・ドラムキット。出音がパワフルで、高度にリッチで広帯域な音響特性と、スティック・ワークへの反応の良さは秀でており、パワフルなプレイだけでなく繊細なドラム・ワークも柔軟にこなします。ジャンルも問わないので、スタジオ用常設ドラム・セットには理想的ともいえます。ビーターも2種類用意しておりハードウェアもシート以外DW純正。スティックも優良な物を多種・多量に用意しております。

Great instrumentsパーカッションも、タンバリン、カバサ、クラベス等、厳選して一流の物を取り揃えております。

ギター・ベース関係はフェンダー57年ヴィンテージ・ストラトキャスター、ディメンジョン・ベース、オヴェーション・レジェンド・6弦アコースティック、マーチンD-15等、今後も積極的に拡張する予定です。アンプはMarshall JCM 800, Line6 Duoverb, Trace Elliot Bass Headなど。こちらも拡張予定。今後もご期待ください。

96khzで100track (最高、約150track)以上同時プレイバック可能なDAWシステム

96khz 150trk + DAW当スタジオでは32bit/96khzを基本作業ファイル・スペックにしていますが、それでも100トラック以上の同時プレイバック・ミックスが可能です。当スタジオでは、音楽製作用に最適化カスタマイズされた充分なハイスペックのカスタムPCを4台をサンプル精度でシンクして同時プレイバック可能ですので、大きなプロジェクトも対応できます。マルチ・ディスプレイ環境でそれぞれのPC画面を見ることができます。それぞれのPCにはホスト・アプリケーション、プラグイン・エフェクト、ソフトウェア音源が豊富に搭載されております。多数の音源・エフェクトが利用可能ですので、対応に困ることはまずないでしょう。(ソフト音源など、一部、利用には別料金が必要です。)

現在、オーディオ・インターフェイス・カードにはプロの間で定評のあるRMEのPCIカードを使用しております。

ミュージシャン・エンジニアがオペレート

96khz 150trk + DAW楽器演奏や曲の把握に疎いエンジニアでは困ります。当エンジニアは自身、幅広いジャンルの作曲家・プロデューサー・ミュージシャンですので、ミュージシャンの立場に立った録りやミックスに関する理解や柔軟性があります。アーティストが大切にする音楽性や独自性を重視しつつ、音響的知識に基づいた安心して聞けるミックスを作ったり、今後求められる状況やサウンドに要求されるものについても客観的に考えているのは当然ですが、ミュージシャンが望む感じを掴む事も大事に思われます。また、良いテイクをとるにはどういう風にしたらよいか、良いプレイか、テイクはこれで良いか、良くなるか悪くなるか、などの見極めや配慮は尚更肝心ですが、それもミュージシャンのほうが理解がしやすいのではないでしょうか。

また、エンジニアには自分のカラーに染めたがる人もいますが、当エンジニアは特に要望があれば別ですが、そういった方法論に疑問を持つため、逆にそのアーティストの個性や要望そのままをベストなサウンドにプレゼンテーションするという、より創作的方向に専念します。よって、毎回、白紙にてセッションに臨みます。

Cat6 LAN配線が全室完備。ブースにはPC映像・操作系インターフェースを設置。

96khz 150trk + DAW

全ての部屋にCat6のGigabit LAN端子が装備され、どの部屋へも回線が繋がっているため、各部屋間のコンピューター・ネットワーク共有ができます。また、更に重要なことは、現在既に、各種登場しているLANを使った音響伝送規格に対応でき、将来性もあり、かつコンピューターのインターフェースをLANで一括して転送できるため、DAW画面の確認や、映像に合わせての演奏ができるなど様々な状況に対応で来るようになっています。無論、アナログ・デジタル、ワードなどの基本音響配線も各部屋やり取りできるようになっています。内部配線にはハイ・クオリティーなCat6ケーブルが使用されています。

勿論、部屋間のオーディオ配線も高品質な仕上げで、プロの間で定評のあるBeldenの高品質ケーブルを中心に構成されております。

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